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Vol.001 / 2026.05.23 (Sat) / No.0247
問いを、記事に変える共創メディア。
Where questions become essays.
No.0373FRIDAY'S QUESTION
2026 年 9 月 4 日 — 金 曜日
Good morning. Today's question.おはようございます。今日の問いです。

異なる「現実」を生きる人々は、どう共存できるのか

誰かの投稿を見て、静かに画面をスクロールしたことはないでしょうか。反論したいわけでも、賛同したいわけでもない。ただ、何かを言えば面倒なことになる、という予感だけがある。日本では、職場でも家族の食卓でも、政治や社会について語ることは長らく「空気を読まない行為」とされてきました。沈黙は礼儀であり、対立は失礼であるという文化的圧力が、分断をゆっくりと、しかし確実に見えにくくしてきた。

見えにくい分断は、解決されないまま積み重なります。この静けさの中に、社会の何が起きているのかを、人類学と社会科学の交差点から問い直してみます。

BY八木橋パチ日本アイ・ビー・エム株式会社
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PUBLISHED2026-09-04
NEW / 探求ツール

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No.02513 minNEW公開 2026.09.01
便利さと喪失

便利さは、文化の記憶を静かに消していく

古着屋の暖簾をくぐると、店主が無言で反物を広げ、傷の位置を指でなぞりながら「ここを折り返せばまだ使える」と言った。値段の交渉より先に、物の来歴が語られる時間があった。その場で子どもは、物には物語があること、傷は終わりではないことを、言葉では…

Akiko Iwamura
 
No.02523 minNEW公開 2026.08.23
草の根発想から政策へ

集合的イノベーションは、媒介によって召喚される

「気づいたら政策になっていた」——ある地域の食料支援に携わっていた担当者は、数年後に自分たちの試みが国の制度へ組み込まれていたことを、そう振り返った。意図して広げようとしたわけではない。ただ記録し、語り、隣の現場の人と話し続けた。その積み重…

西村仁志
環境共育事務所カラーズ
No.02533 minNEW公開 2026.08.22
AI と人間の二項対

「人間にしかできないこと」を問い続けるほど、人間は貧しくなる

会議室で、AIが作成した提案書を前に、誰も言葉を発しなくなる。 「これ、私たちが作るより良くないか」 そんな空気が漂い、誰かが「それでも、人間にしかできないことがあるはずだ」と口にする。しかし、その言葉で議論が前へ進むとは限りません。む…

菊地大翼
 
No.02544 min2026.08.21
遺物の経済的価値評価

遺物の値段は、ストーリーが決めていた

「先生がびびってはった」という小学2年生の報告は、価値論の核心を突いていた。「我が家の宝物」を紹介する授業で桐箱に収まった江戸末期の西陣織の袱紗と表具店の蔵から出てきた信長の手紙が教室に持ち込まれたときのことである。素材の精緻さでも保存状態…

田畑 真理
国立大学法人京都大学
No.02553 min2026.08.20
コミュニケーション環

「正しい言い方」を学ぶほど、人は黙っていく

企業の社員食堂に、白くて丸い家族型ロボット「LOVOT」が置かれた日のことを想像してほしい。外部スタッフが抱いていたそのロボットは、隣の人のくしゃみに反応して、まるで幼い子どものように身をすくめ、驚いた表情を見せた。それを目にした二人が思わ…

Akiko Iwamura
 
No.02563 min2026.08.15
背中が教える修行

役割は外殻を変えるが、背中は内核を映す

合氣道の稽古中、友人で同い年だけども稽古では先輩である稽古仲間が、道場で指導しながら稽古していた。こちらは見ていない。見ているのは私の方だけだ。柔軟運動をしながら、いつの間にか十分以上その背中を見ていた。私が直接何かを教わったわけではない。…

三原重央
 
No.02573 min2026.08.15
人権尊重と共生

自由だけでは自由を守れない - 人権という、人類のもっとも現実的な知恵

理由を告げられないまま部屋に閉じ込められた経験がある人は、おそらく多くない。 しかし、会議の場で発言を遮られた瞬間、あるいは自分の判断を誰かに無効化された瞬間、あの感覚の片鱗を多くの人が知っている。胸の中心が硬く縮む感じ、言葉が喉の手前で止…

八木橋パチ
日本アイ・ビー・エム株式会社
No.02583 min2026.08.13
心の拠り所

戦い続けるうちに、人はホームベースを失う

夜、仕事のメールを閉じた後も、頭の中で誰かと交渉し続けている自分に気づいたことはないでしょうか。電車の中でも、食卓でも、布団の中でも、どこかで「評価される自分」を演じ続けている。その感覚は、単なる疲労ではありません。哲学者シモーヌ・ヴェイユ…

勝 眞一郎
バローレ総合研究所
No.02593 min2026.08.08
心理的安全性と自己責

心理的安全性は、自分の内側から生まれる

会議室で手を挙げかけて、止めたことがある。言葉は喉元まで来ていた。それを押し戻したのは、「この場で言っても大丈夫なのか」という問いだった。組織が「ここは安全な場所だ」と宣言すれば、その問いは消えるのだろうか。 ハーバード・ビジネス・スクール…

八木橋パチ
日本アイ・ビー・エム株式会社
No.02603 min2026.08.08
歴史人物の神話化

英雄は、後世が必要としたかたちに変えられていく

関羽の廟に手を合わせる人々がいる。武将として戦場に散ったその人物は、今や商売繁盛を祈る商業神として東アジア各地に祀られている。義経は奥州で滅んだはずなのに、民衆の間ではモンゴルへ渡ってチンギス・ハンになったという伝説が生き続けた。菅原道真は…

藤澤 稔
 
No.02613 min2026.08.05
組織文化とミッション

MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)は、読む者が書き換える経典である

新しいメンバーとして組織に入ったとき、最初に手渡されるのはたいてい一枚の紙か、スライドの画面だ。ミッション、ビジョン、バリュー。短い言葉が並んでいる。読んだ瞬間、「なるほど」と思う。だが数ヶ月後、日常業務の中でその言葉を思い出すとき、最初に…

Yusuke Matsuyama
 
No.02622 min2026.08.05
時間管理と心理学

余白は、余りから生まれない

手帳を開くたびに、空白の日を探してしまう。もしこの予定が終われば、もし来月になれば、もし少し早起きすれば——そうすれば、どこかに「余り」が出てくるはずだと。けれど不思議なことに、空白を見つけるたびに何かが滑り込んでくる。やりたいことが、やら…

Yusuke Matsuyama
 
QUESTIONERS

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221

いま 221 の問い手が、それぞれの問いを持ち寄っています。顔ぶれは週ごとに変わるので、また覗きに来てください。 これまでの全員は メンバー一覧から。次は、あなたの問いが、ここに並ぶ番です。

新しい問い手 ・ NEWCOMERS
内山道公
庄子貴喜庄子貴喜
はるうらら
菊地 久美
藤田 あゆみ藤田 あゆみ
西森寛西森寛
AKIKO HORIIAKIKO HORII
そんじん
松本由紀
出口賢一
この 1 週間 読まれている問い手 ・ THIS WEEK
Akiko IwamuraAkiko Iwamura
八木橋パチ2八木橋パチ
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