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学びと包摂

学校というかたちが、いま音もなく揺れている。教える/学ぶの境界がほどけて、いったい誰がどこから取りこぼされ、どんな扉がそっと開きはじめているのか。これからの学びと、まだ呼ばれていない子どもたちのための問いたち。

THE INDEX — このテーマの記事

記事一覧 ← 7 テーマへ

現象

学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

2026.06.08
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

禁忌が消えた浜辺で、若者は溺れていく

少子化と共に社会の世相の変化の中で、未就学児や小学生世代の海等で命を失う事故は減少している。その一方で、ティーンエイジャーといった若者の水辺での事故は、一向に減少しない。小学生までは大人の目の届く中で行動するものの、中高生以降は同世代だけで海に行くようになる。 小学生時代に、水辺…

永井巧
一般社団法人そっか
2026.06.07
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

学校は「慣習の専制」を、今日も再生産している

決まった時間に決まった順番で行動することが求められる学校生活。みんなと同じことをしたくない!自分とのやりたいように学びたい!人と違うことが価値だ!と思う子どもたちにはあわない。特に中学後半や高校になると、思春期も重なり、決められたルールへの反発もある。多様性を重視するといいながら…

メンバー
2026.06.07
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

学校の慣行が、子どもの可能性を演じさせている

ジェンダー平等という人権課題は、すべてのひとに当事者性がありながらも、当事者である意識すら持てていない無意識のレベルの人権課題であると言える。特に教育の現場ではジェンダー不平等が再生産され、一人一人の生き方を狭めることにつながっている。例えば、学校で重たい荷物を運ぶ人は男子に集合…

メンバー
2026.06.05
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

体罰は、教員の失敗ではなく制度設計の失敗である

学校現場をフィールドに仕事をしている。 時代の変遷とともに、世の様々なものが変わりゆく。 生徒もまた1つそれと同じなのである。 年々仕事をしていると、それを肌で感じる。 日本では義務教育という期間がある。小中学校9年間である。これを修了した者は必ずしも上位の学校に進学する必要はな…

Masaki Sky
2026.06.02
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

学校は、年齢で子どもを閉じ込めてきた

大きい学校で多くの出会いをし、競争に揉まれることでより良い学びにつながる。このことは一般論として語られることが多く、日本社会のスタンダードモデルだが、一方で学校のさまざまな問題も生じているように見える部分もある。 また小規模校はさまざまなケアが行き届き、また少人数だからこそ子供だ…

松場 忠
石見銀山 群言堂
2026.06.02
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

対話なんかやめて本を読め

現代の教育現場において、「楽しさ」は無批判に称揚される絶対的な善となった。アクティブ・ラーニングやゲーミフィケーションといった手法が導入されて久しいが、「楽しい」ことが「知識が身につく」ことであるはずがない。それは単に「その場に寝ている者がいない」程度の事実を示すだけで、学問の本…

小寺康史
2026.06.02
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

理科好きは、授業の外で生まれていた

世の中に文系、理系というくくりがある。理科好き所謂理系の人たちはいつどんなきっかけで理科を好きになっていったのか?私の考えでは少なくとも学校の授業で理科が好きになったわけではない?理科が好きになるタイミング、要因にはどのようなものがあるのか?これは全員に当てはまることなのか?どう…

中村雅紀
公益財団法人 日産財団
2026.05.31
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

高等教育は、人を地球から切り離す装置だった

私たち人類は、自然の一部としてこの地球上に存在しています。その事実と感覚を失わないことは、生きていく上で何より大切なことです。でもなぜか、人類は賢くなればなるほど、その当たり前の感覚を失いがちです。高学歴になればなるほど、都市での暮らしを選びがち。自然とのつながりは大切だとわかっ…

メンバー
2026.05.29
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

画面は、フロネーシスを返せない

私は高校の教員であるが、日々「学校」という異質な空間にいながら、理想と現実のギャップに悩まされている。 私が教員を志したのは高校3年のころ。それまでは必死に野球ばかりやり続け、プロを目指そうと本気で思っていたほど。でも度重なる故障や高校野球の燃えつき感もあり、野球に携われる職業と…

坂谷 賢生
埼玉県立川越工業高校
2026.05.29
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

管理されない時間こそが、大学の本質的カリキュラムである

大学は、学問を探究する場であり、研究をする場であり、教育をする場でもある。 それはそうなのだが、その空間を広く捉え、学生の生活を眺めてみれば、その実態は多様ではないだろうか。 サークル活動に夢中になる者、旅をする者、バイトに明け暮れる者、遊びや恋愛に夢中になる者、就職のためのイン…

メンバー
2026.05.24
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

規律は、自由を奪うのか——自由と自律を両立する共同体とは

日本の学校教育は、長らく「規律」と「同調」を重視してきた。服装や髪型にまで及ぶ校則や、「迷惑をかけないこと」を重んじる生活指導は、その象徴である。こうした教育は高度経済成長期の集団社会を支える役割を果たした一方で、自分の意見を表現する力や自己肯定感の形成を抑制してきた可能性も指摘…

山口 覚
津屋崎ブランチLLP
2026.05.17
学校教育はなぜ機能不全に陥り、どう再設計されるか

舞台の上で、子どもは他者になることで自分を発見する

演劇は子供達にとってどのような良いことがあるか…

西村 勇也
NPO法人ミラツク

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道徳は、教えるほど遠ざかる
学校の外でも、能力は育っていた
妖怪が法律より先に、規範を教えていた
正解を渡す教育が、正解を探せない大人を量産してきた
領域は、名付けられる前にすでに動いていた
探究は、答えを知ることではなく、やり方を体得することだった
探究とは、世界の記述様式を書き換えることだ
学歴フィルターは、能力を測っていない
計画が未来を閉じ、偶然が未来を開く
答えを持たない大人が、子どもの問いを育てる
承認を求めるとき、問いは死ぬ
子どもは学校を拒絶しているのではなく、学校が子どもを拒絶している
教員は、制度の燃料として消費されている
「子どもを真ん中に」が、子どもを消している
数学嫌いは、数学が生み出したのではなく制度が生み出した
子どもと大人をわけすぎない社会に
望み

公教育と子ども観はどう再定義されるか

2026.07.06
公教育と子ども観はどう再定義されるか

遊びを奪われた子どもは、自分を調整できなくなる

少子化が急激に進み、人口減少社会に抗うことができず、中山間地域が滅びていく。さらに、都市部では格差社会の進行から、子どもの生きづらさが際立ってきている。「こども真ん中社会」と謳っても、結局は大人社会の経済活動の皺寄せが子どもの成長を阻害している。しかしそれには十分な取材も報道もな…

メンバー
2026.07.03
公教育と子ども観はどう再定義されるか

大人は年齢でなく、振り子の往復回数で決まる

オトナとは何か? 「子どもと大人の違いはなんですか?」と聞かれたら、あなたはなんと答えるだろうか? わたしは「オトナのせなか」が次世代育成について一番大切だと思っているがどうなんだろか? 他の人が憧れる、そんな魅力的な背中を持つ人が増える事が重要ではないかと考えるがどうだろうか?…

三原重央
2026.07.02
公教育と子ども観はどう再定義されるか

熟議は教えられる——「正解を渡す授業」が民主主義を壊している

消費税減税、外国人受け入れ制限、国防強化など、耳障りのよい政策を並べたてる新興政党が失速気味とはいえ急進した近年の国政選挙に気持ちの悪さを感じます。税収を減らし、労働者の流入を阻止して防衛力強化の原資をどうやって捻出するというのでしょう?その快進撃に悪乗りする既成政党の政治家も散…

田畑 真理
国立大学法人京都大学
2026.06.16
公教育と子ども観はどう再定義されるか

悪は自然界に存在しない——理性という名の檻が子どもを壊す

日本の教育者、戸塚宏さんはこう語る。悪は人間の理性の中にしかない。自然界には悪は存在しない。だからこそ人間の本能の本質は善であり、教育とはこの本能の力を育てることなのだ、と言い切る。 戸塚宏さんの教育論は、マスメディアでは過激な側面だけが切り取られ、キワモノとして扱われ、逮捕まで…

武井浩三
eumo
2026.06.11
公教育と子ども観はどう再定義されるか

言葉は経験の残像として獲得され道具となる — 学びの再構築

ことばは、単に辞書や教科書で覚えるものではなく、実際の体験や他者との関わりの中で意味を獲得していくものである。地域で暮らし、人と対話し、五感を通して世界を経験することで、ことばは現実と結び付く(言語接地)。そのため、ことばの獲得には、知識の伝達だけでなく、体験・コミュニケーション…

勝 眞一郎
バローレ総合研究所
2026.06.07
公教育と子ども観はどう再定義されるか

親は子を育てるのではなく、子が育つ条件を整える

私は2人の子の別居親であり、1人の子の同居親である。3人の子の父親として、役割を果たしたいと心底感じている。 時にその責任を重く感じすぎることもある。 視野を広くみてみると、子育ては母親のもの、社会のもの、などそもそも所有格をつけることにも疑問が生じるが、様々な考えが渦巻く様に見…

宮本大輝
株式会社チーミングワン
2026.06.06
公教育と子ども観はどう再定義されるか

子どもは、素材に触れることで世界を考えている

私自身は幼稚園教諭時代に、先生の見本ありきの制作や手順通りに作ることへの評価に対する違和感がずっとありました。それから乳幼児期の子どもたちにとって「つくる」「かく」などはどんな意味があるのかを問い続けた先に、今は大人の枠組みの中での造形表現ではなく、私たちが子どもの生きている世界…

石川 聖
Hoiku Studio
2026.06.05
公教育と子ども観はどう再定義されるか

子供たちを「動員」する公共事業? 岡山市の事例に見る、行政広報の危うさと市民の役割

成長か?、衰退か!? 岡山市は今、大きな岐路に立っています。100億円超の大正時代の路面電車延伸事業や、有権者の反対が半数を上回る280億円の岡山市新アリーナ建設など、大型公共事業が次々と推進されています。 当職が最も強い違和感を覚えているのは、これらの事業を推進するための市の広…

菅野 敦也
経営DXラボ
2026.06.03
公教育と子ども観はどう再定義されるか

主体性を育てようとするとき、大人はすでに主体性を奪っているのではないか?

## 教育は「エゴ」なのか?〜最先端の現場で抱き続ける、教育者の永遠のテーマ〜 こんにちは。突然ですが、皆さんにひとつ問いかけたいことがあります。 **「教育は、大人のエゴでしょうか?」** ドキッとする言葉かもしれません。私自身、日々子どもたちと向き合いながら、いつも心のどこか…

吉武由衣
東明館学園
2026.06.02
公教育と子ども観はどう再定義されるか

測れない教育だけが、測れない人間をつくる

物心がついた時から、社会に何かしらの良い影響を与えたと思っていた。その願いとは裏腹に、自分自身には何も専門性や特筆すべき能力がないことに気づいた。そんな自分でも、教育に携わることで未来に何かを残すことができるかもしれないーーそう思って大学で教育学を学ぶことにしたが、勉強するほどそ…

メンバー
2026.06.01
公教育と子ども観はどう再定義されるか

風に乗る者だけが、遠くへ行ける

学習塾の教員や、ユースワーカーとして、若者・子どもと関わっている。勉強を教えることはできるのだが、目の前の子どもたちがこの社会でのびのびと生きていけるようにするために、何が必要なのか。そして自分はどうしてあげられるのか。昔聞いた「のびやか」という言葉がとても心に残っていて、人生を…

メンバー
2026.05.30
公教育と子ども観はどう再定義されるか

暮らしを手渡すとき、子どもは社会を発明する

既存のシステムや考え方に閉塞感があり、新たな社会のあり方、具体的な解決策を模索する必要があるこの世の中で、それを担う人を育てていくために、どんなアクションが必要か。ひとりひとりが自身の身体的な経験を通して、社会と関わり、楽しみながら変革していく原体験を得られることがひとつの解と思…

メンバー
2026.05.26
公教育と子ども観はどう再定義されるか

寄付は資金調達ではなく、社会的紐帯の再生産である

少子化と効率最優先の社会風潮が進むため、子どもの実体験を支援する公益社団法人の先行きは明るくない。参加者の会費や、自治体の助成金だけでは先細っていく。安定的に活動を継続させ、新たな分野に展開できるよう、第3者からの寄付を募り、財政基盤を強化する道筋をつけたい。…

メンバー
2026.05.24
公教育と子ども観はどう再定義されるか

第三の文化は欠如ではなく、新しい意味が生まれる場所だった

最近、サードカルチャーキッズという概念について聞いた。実はその概念を知るまで苦しみを感じる人がいることは知らなかった。自分はサードカルチャーアダルトだけれど、特に苦労はしていない。でも自分の子供たちはサードカルチャーキッズだろうし、もう少しこのテーマについて聞きたい…

松川倫子
2026.05.22
公教育と子ども観はどう再定義されるか

AIの進化に対して人類の発達はゆるやかであるならば、何が起こるのか?

今後もAIの進化が指数関数的に伸びた場合に、技術の発展と人類の発達速度が乖離しておることによってさまざまな弊害がおこるのでは?しかしより課題解決や価値創造も行えるのはたしか、だが本当に誰もが使えるのか?どのような認知、世界観で使うかによって問題をより複雑に深刻化させるのではないか…

肥後 ゆうすけ
2026.05.16
公教育と子ども観はどう再定義されるか

魔法円が溶けるとき——AIと遊ぶ子どもの主体はどこにあるか

スマホが流行る中、さらに AIが発展してくる中で子どもたちの遊びの姿はどう変わるのか 。外での遊び、中での遊び、さまざまですがそれらについて…

西村 勇也
NPO法人ミラツク

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やらされた経験が、主体性の土台を作っていた
子どもの学びを選ぶことは、世界への新たな参入を守ることだ
教えるという行為が、子どもの発見を奪っていた
まちの大人が遊ぶとき、子どもは社会の動かし方を覚える
問いは、答えよりも先に来る
葛藤

平和はなぜ戦争と暴力に至るのか

2026.07.04
平和はなぜ戦争と暴力に至るのか

人間は、敵を発明することで「私たち」を作ってきた

私たちは平和を願いながら、しばしば「正しい私たち」と「間違った彼ら」という境界線を引いてしまう。国家間の対立だけでなく、職場、地域、家族、SNSの中でも、安心や結束を求めるほど、誰かを外側に置き、批判し、排除する構造が生まれることがある。 平和とは、単に争いがない状態なのだろうか…

菊地大翼
2026.07.01
平和はなぜ戦争と暴力に至るのか

生成AIによる翻訳の高度化は分かり合うことを助長する手助けとなるのか? -分断と交渉における言葉

生成AIは相手のことを理解し、より良い解決方法を導くために役立つのだろうか?それとも現在のようにより高度な戦術で相手方を打ち負かすためにしか役立たないのだろうか?その転換点があるとしたら、どんなことが起きると良いのだろう。…

勝 眞一郎
バローレ総合研究所
2026.06.16
平和はなぜ戦争と暴力に至るのか

生きづらさの中で、すこやかな民主主義に近づく物語 ー市民の声は、本当に微力なのかー

架空の日本国憲法と日本の政治体制を持つA国があったとする、そこで、独裁政治が始められるような改憲が、メディアが買収されて報じられないまま進められ、警察もおかしな事件の犯人を捕らえられない、行政も憲法よりも政治に逆らえない状況の場合、市民は改憲を進めないために何をどのような順番でど…

メンバー
2026.06.04
平和はなぜ戦争と暴力に至るのか

「二度と繰り返さない」は、なぜ現在形では沈黙するのか

終わった暴力には、私たちは強い言葉を使える。ホロコーストは絶対悪だった。虐殺は許されない。二度と繰り返してはならない。そこまでは、比較的はっきりと言える。 しかし、現在進行形の暴力を前にすると、私たちは急に口ごもる。ガザをはじめ、世界各地で大量の死や破壊が起きていることを知ってい…

傘さすお
2026.05.30
平和はなぜ戦争と暴力に至るのか

無知は偶然に訪れず、無能は必然として選ばれる

第2次世界大戦における日本は、将来起こりうる悲惨な状況への無知から、大きく見ると国民全体が熱狂した。未来への無知であり、政治への無知である。その後築かれた世界の枠組みのなかでは、日本は敗戦国であり、敵国である世界線にいる。しかし経済力をつけ平和を築くうちに、この世界では敵国である…

メンバー
2026.05.28
平和はなぜ戦争と暴力に至るのか

「戦争はこころから生まれる」 ならば、戦争は、解ける問題だ!

どうしてこころから始まる戦争をヒトはこころで制御しようと試みないのか?…

メンバー
2026.05.26
平和はなぜ戦争と暴力に至るのか

正しさ同士がぶつかる時代にー「正義」とは何かを考える

「正義」という言葉を聞いたとき、あなたは何を思い浮かべるだろうか。 最近、「正義」についてやたら考える機会が増えた。 これは何かのメッセージなのかもしれないと思い、この記事を書くことにした。 「正義とは何か。」 私の中では、まだ答えが出ていない。 “正義”とは、時代や立場によって…

安川由莉
株式会社WorldLIT
2026.05.25
平和はなぜ戦争と暴力に至るのか

抑止の論理が戦争を招く——螺旋モデルから熟議設計へ

戦争の激化と長期化を避けることができていない世界情勢の中で、日本国内での議論は正しくプロセスされているのか。安全保障のジレンマという考えでは、軍備拡大はそれそのものが相手国への脅威となり、自己成就的予言となるという。しかし望むと望まざるとにかかわらず議論を避けて通れない事態になっ…

安藤さち子
一般社団法人かのこ

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戦争をやめられないのではなく、やめる制度をまだ発明していない
人類は戦争を「選んで」いる——だから別の物語を選べる
誰も望まない戦争へ、僕たちは合理的に歩いていく
抑止は証明できない——「起きなかった戦争」が科学を封じる
「きれいごと」と呼ぶとき、私たちは何を諦めているのか
欲望を消しても、戦争は終わらない
安全保障のジレンマを乗り越えるための議論とは
きれいな言葉が、目の前の暴力を見えなくさせる
戦争は本性ではなく、設計の失敗である
痛みが言語を壊すとき、芸術だけが世界を作り直す
実践的な平和の取り組みとは
葛藤

包摂はなぜ排除を生むのか

2026.07.04
包摂はなぜ排除を生むのか

差別はなぜ生まれるのか──他者を貶めても、あなたに安心は訪れない

人間はなぜ差別をするのでしょうか。 差別されるのが怖いから、攻撃する側に少しでも足をかけている方が安心だから——それ以上の理由があるのでしょうか。 「幻想の安心感にしがみついてもなにも変わらない。そのままで大丈夫」という言葉を本気で受け入れらるれようになっても、人は他者への差別を…

八木橋パチ
日本アイ・ビー・エム株式会社
2026.07.04
包摂はなぜ排除を生むのか

苦しみは通貨になった——配慮を争う世界で正義は死ぬ

「被害者性の競争」あるいは「配慮の奪い合い」と呼ばれる現象について問いを投げかけたいから。歴史的に見れば、声を上げて「自分たちの苦しみも配慮に値する」と争うことでしか可視化されなかった不正義は無数にある。争いは醜くもありますが、沈黙よりはましな場合がある。問題は、争いが「誰の苦し…

高橋邦之
2026.06.20
包摂はなぜ排除を生むのか

マイノリティは生まれるのではなく、設計される

むしろ社会システムを構築することで、マイノリティが生まれるのだと思っています。例えば学校をつくることで、じっとしていられない人々がマイノリティになる、会社をつくることで産休などで出勤できない人がマイノリティになる、そしてそれぞれのコミュニティからなんとなく重荷に扱われていく。多く…

メンバー
2026.06.05
包摂はなぜ排除を生むのか

「話しやすさ」は、すでに誰かの特権だった

ワークショップという場の企画と提供の仕事をいただく。また参加者として参加することもある。その時に起こる、参加者としての、であり、参加者に感じさせている話しやすいとき、話しにくいときの差はなんだ?プロセス指向心理学では、ランクという話で語られ、学術的には空気の研究で語られ、そのほか…

宮本大輝

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包摂は、マジョリティを閉じ込める
偏見は個人が持つのではなく、集団が維持する――その構造を解体する作法
「ありのまま」は、孤立の中では育たない
不寛容を定義した者だけが、包摂を守れる
身を引くことが、思考の倫理になる
論理は倫理を育てない——感情と物語が配慮の圏域を広げる
表現の豊かさとインクルーシブデザインは両立できるのか?
正義の反対は悪ではなく、別の正義である
子育てと介護は女性の役割?
多様性は、最も排他的な言葉になった
沖縄離島の信仰や再生的な生活の伝統を受け継ぎつつ、若い・新しい感性で得られた叡智を融合できるか
沈黙の制度が、声を届けようとする人を黙らせている
葛藤

AI時代に学びはどう血肉化されるか

2026.06.21
AI時代に学びはどう血肉化されるか

問いを立てる前に、問いは借り物になっていた

近年、中等教育では「総合的な探究の時間」やPBL型学習が広がり、生徒が自ら問いを立て、調べ、発表し、社会課題の解決策を考える機会が増えている。これは、知識の暗記に偏らない学びを促す点で大きな意義をもつ。しかし一方で、探究が一つの授業形式や成果発表の手続きとして制度化されることで、…

Satoshi Ishida
2026.06.17
AI時代に学びはどう血肉化されるか

自分の「考える」という行為が、見知らぬ誰かの「知」に繋がる 〜「知の創造」の民主化に向けて〜

世界中には沢山の”知”が溢れ、そして、インターネットの登場、さらにAIの登場で、誰もが世界中の”知”により簡単にアクセスできるようになった。しかし、それは同時に、”知”の空白と思われる余地を狭め、そして、誰もが”知”を自由に創り出すことがしにくい社会になった、ということもできるの…

メンバー
2026.06.03
AI時代に学びはどう血肉化されるか

準備しないことで、言葉は初めて自分のものになる

学びの基本として、何かをやる、それを評価する、そして改善を考える、そしてまた実践する。マネジメントサイクルと呼ばれる、PDCAは、ふりかえりを繰り返していく学習サイクルと言える。言語表現力を鍛える場合に、私は即興スピーチをツールとして有効だと考える。それは短く、まとめて完結するこ…

大嶋友秀
株式会社スピーキングエッセイ
2026.05.31
AI時代に学びはどう血肉化されるか

学習と実践はいつから分離されたか? ~「とりあえず作ってみる」が苦手な人へ

AIが出てくる前から、そして出てきてからは特に、まずつくることが推奨される。「学んでから作る」という古いやり方に慣れてしまった自分は、どうしたらとりあえず「つくる」から始められるのだろうか。手を動かすことの面倒さを振り切り、その快楽を味わうことができるようになるのか。…

メンバー
2026.05.24
AI時代に学びはどう血肉化されるか

迂回こそが、人を変える

10〜70代まで、教育現場から企業や自治体の研修、地域での講座、コミュニティでのワークショップなど、様々な教育手法を活用して「学習の場」をつくり、ファシリテーションしてきました。現在、AIが広がり、答えらしきものにたどり着くスピードは早くなり、「リアルな体験」からの学びの機会が、…

岩永真一

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「やればできる」は、始めない理由になる
スクロールするたびに、思考は外部委託されていく
摩擦を奪われた頭脳は、奪われたことに気づかない
教訓は、記録された瞬間に死ぬ
恐れは人を動かすが、好奇心だけが人を育てる
現象

学術と研究者のキャリアはなぜ困難なのか

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知ることは、行うことではない
NPOは老いるのではなく、問いを失う
大学が手段になるとき、エコシステムは壊れはじめる
不安定さが科学を殺す——ポスドク危機は個人の問題ではなく制度の失敗だ
望み

世代継承と未来責任はどう引き受けられるか

下記の問いは、まだ記事として公開されていません。「公開を依頼」を押すと、問い手の方に記事の公開依頼メッセージが送られます。

子供たちは未来を受け取るのではなく、未来をつくりに来た
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Lv.2いま、自分の問いを書く