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数値化とウェルビーイング

何を測れば豊かさが見えてくるのか。何を測ってきたから、私たちは何を見えなくしてきたのか。GDP・幸福度・効率の向こうに、まだ言葉にされていない「ものさし」を探していく問いたち。

THE INDEX — このテーマの記事

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望み

豊かさと幸福はどう問い直されるか

2026.06.03
豊かさと幸福はどう問い直されるか

新しいラグジュアリーと想像資本の時代

旧いラグジュアリーが、プロダクトを所有することで象徴資本を得るものだったとすれば、新しいラグジュアリーは、プロダクトを可能にしている前提世界への想像力を通じて、畏敬を回復するものではないか。 なぜなら、完成品の表面ではなく、その背後にある土地、素材、生態系、職人の手、時間の連なり…

廣瀬理子
日本たばこ産業株式会社
2026.06.02
豊かさと幸福はどう問い直されるか

「成功すれば幸せになる」という順番が、すべてを狂わせていた

成功して、幸せになる。ということは、実はあまり起きていない気がする。 逆に、幸せを感じやすい人が、なんとなく、事がうまく運んでいる感じをよく見かける。 それはそうかもしれないと思う。 仕事にせよ、家庭にせよ、あらゆるっコミュニティーは、人間関係の善し悪しで成果が変わるのだから、合…

松井幹雄
橋が得意な土木設計家
2026.06.01
豊かさと幸福はどう問い直されるか

経験に変えるまで、お金は人生に届かない

巷には「お金の稼ぎ方」の情報があふれ、私たちは学校を卒業すれば働くことを当然として生きています。しかし、「なぜ稼ぐのか」「稼いだお金をどう活かすのか」という、最も本質的な「お金の使い方」について学ぶ機会はほとんどありません。年齢とともに収入が上がり、手元に少しばかりの余裕ができた…

林直樹
Handelshögskolan/ Stockholm School of Economics
2026.05.31
豊かさと幸福はどう問い直されるか

人間は、世界を消費するのではなく、世界をつくる存在だった

# 新しいラグジュアリーの問い 旧いラグジュアリーが、価格・排他性・所有・洗練された緊張によって豊かさを証明してきたのだとすれば、新しいラグジュアリーは、どのような実感によって立ち上がるのだろうか。 それは、他者との差異を可視化するための記号ではなく、身体が世界に対して開かれ直す…

廣瀬理子
日本たばこ産業株式会社
2026.05.31
豊かさと幸福はどう問い直されるか

ブランドを纏うとき、人は「なりたい自己」を物質に外化している

ブランドといえば、ハイブランドを思い浮かべる人もいるかもしれない。だが、現代のブランドの定義としては、必ずしも高級であるものとは限らない。日常普段使いのものでも識別できるもの、認知されているものをブランドとするならば、我々はブランドを購入し、それを手に入れることで、または身につけ…

藤戸佐千世
2026.05.29
豊かさと幸福はどう問い直されるか

存在は、貢献によって正当化されない

定年を迎え、仕事の中での役割を失う。子供が巣立ち、親という役割の重要性が低下する。中年から老年にかけて、多くの人はそれまでの「役割」を手放す経験をします。 役割がないことへの不安や焦りから、地域の中でのボランティア活動やハローワークを通じて得たジョブによって、周囲の人からの「感謝…

太田恵理子
2026.05.27
豊かさと幸福はどう問い直されるか

ゆらぎが、健康をつくっていた

わたしの心はしきりに上がったり下がったりを繰り返す。落ち込んで家に引き込もるわたし。メッセージの返信が滞り、食事もデリバリーで済ますようになる。それでもいよいよ外せない用事のある日が来ると外に出て、突然の雨に降られてもっと落ち込んだり、偶然会った友達と笑顔で話して少し元気になった…

西山なつ美
2026.05.26
豊かさと幸福はどう問い直されるか

「何が変わって、何は変わらないほうがよかったのか?」の分類から未来をみる

日本の戦後、近代化してよかったことと、そうではなかったことがある。 見る人の視点や立場、角度によっても変わるものだと思うけれど、総じて 「これは変わってよかった」ことで、ここは「変わらないほうがよかったのでは?」と分類していければ、未来にむけて軌道修正が効くのではないか。 行きす…

メンバー
2026.05.24
豊かさと幸福はどう問い直されるか

豊かさは、関係の密度に宿っていた

私たちは長い間、豊かさを経済的な成長や物質的な充足によって測ろうとしてきた。しかし、多くのモノや情報に囲まれた現代社会においても、人々の孤立や不安はむしろ深まっている。では、本当の豊かさとは何だろうか。それは、家族や仲間と食卓を囲む時間かもしれない。土に触れ、季節の移ろいを感じる…

西村和代
カラーズジャパン株式会社

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ものさしが変われば、世界が変わる
身体を使うほど、身体が育つ
生き物に戻ることが、最上の贅沢である
与えることが、最も古い生存戦略だった
楽しさは、追いかけると逃げていく
能力は、比べるものではなく組み合わせるものだった
成功は幸福の入口ではなく、幸福の先送り装置だった
豊かだと感じる瞬間
葛藤

資本主義はどこで臨界を迎えるか

2026.06.03
資本主義はどこで臨界を迎えるか

近代というOSが、いま書き換えられている

武井浩三(ダイヤモンドメディア創業者、自律分散型経営の実践者)は、現在起きている変化は明治維新よりもはるかに大きな社会変革だと指摘している。しかし多くのビジネスパーソンは、目の前の変化をテクノロジーのアップデートや経済サイクルの一局面として捉え、問題の本質を見誤っている。 武井が…

武井浩三
eumo
2026.05.27
資本主義はどこで臨界を迎えるか

経済が回復するとき、社会は沈黙する

旅行でギリシャを訪れた。ギリシャは2010年代の債務危機で、EU・ユーロ圏諸国・ECB・IMFから大規模な金融支援を受けた。国連から借りたわけではない。2018年に支援プログラムを終了し、2022年にはIMF向け融資を完済したが、すべての公的債務を返し終えたわけではない。つまり「…

太田圭哉
一般社団法人IMPACT SHIFT
2026.05.24
資本主義はどこで臨界を迎えるか

ギブを選べない社会が、贈与を語り始めた

つぎの資本主義のヒントとして贈与経済、交換の様式が語られるシーンが増えているけれど、どのような交換様式であれば、貨幣を介する交換の前に戻るのではなく、次の時代のあり方として納得できるんだろう? 生活を人質に取られている環境では、本当に人のことを思いやりながら、ギブを選べるのか、と…

日高春奈
2026.05.22
資本主義はどこで臨界を迎えるか

流域を知る者が、価値の源泉を取り戻す

人と自然が分断され、行き過ぎた資本主義は持続可能な地球の未来を実現できなくなっている。経済中心でなく、人と社会と自然の調和を生む選択肢を創造することが必要になっているから。…

三浦英雄
越境リーダーシップ

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チキンレースを止める者が、最初に負けるように設計されている
ユニコーンを狩り続けた資本は、何を枯らしてきたのか
蓄積しつづける経済は、余剰を爆発に変える
最初の一歩は、孤立ではなく通路を開く行為だった
日本の田舎の未来
崇高な畏怖に触れると人は他人に対して優しくなるということの裏返しとして、人は自然から離れ、孤立し、崇高な畏怖とは無縁な生活の中で、利己的に私欲を膨らませてきた経緯がある。今後、持続可能な社会の実現に向けて、人はどう生きるべきか。この行動変容や社会的な動きにするために、誰がどのよう誰に働きかければ良いのか?企業の役割は?
貨幣が価値を発見するのではなく、貨幣が価値を製造している
贈与が、労働の呪縛を解く
対立軸

文化と経済はどう均衡しうるか

2026.06.02
文化と経済はどう均衡しうるか

モノの来歴が失われるとき、私たちも失われる

例えば国内アパレルの日本製の割合は1.4%となり、ほとんどが海外製品となった。グローバリゼーションの中で、その土地でその土地のものを作るということが薄れていく中で、安く、場合によっては高品質なものが手に入れられる豊かさを体感することができる。経済合理性で捉えた時にはそれも選択肢だ…

松場 忠
石見銀山 群言堂
2026.06.02
文化と経済はどう均衡しうるか

企業は、自然を「外から測る」ことでしか関われないと思い込んでいる

・なぜ、大企業において、自然資本投資や文化資本投資は事業投資として成立しにくく見えるのか。 ・その制約は、資本主義そのものの問題なのか。 ・上場企業における株主・短期合理性・予算執行の仕組みは、何をもたらしているのか。 ・それでも実践が始まりつつあるなかで、「いいこと」を経営に変…

廣瀬理子
日本たばこ産業株式会社
2026.06.01
文化と経済はどう均衡しうるか

土地は買えても、物語は買えない

沖縄の南部のある聖地に、新しいヴィラが建設されるらしく、反対を集める署名活動がはじまってるよ 経済合理性の前には、地域の人達が繋いできた物語の意味は薄れてしまう? どうしたら、大切にしたいものを、考え方のルールや、優先順位のちがう頭の人たちとシェアすることができる? 対話の機会が…

日高春奈
2026.06.01
文化と経済はどう均衡しうるか

地域らしさは、資源ではなく存在論である

資本主義によって、経済的な資本は高まる一方で、文化資本や自然資本、あるいはスピリチュアル的な資本などは、消費あるいは破壊されてきていることが起こってきている。 全てを残すべきとは限らないが、その地域らしさをきっと生み出している文化資本や自然資本、人的資本や社会関係性資本、スピリチ…

渡邉さやか
University of Nagano
2026.05.28
文化と経済はどう均衡しうるか

経済は、文化を食べて大きくなった

経済発展とともに、失われていく文化がある。本来は文化にこそ、豊かさがあるはずなのに、経済的な発展に豊かさがある様になってしまっている。 人口減少が進む社会でありながらも、高層ビルが開発され、不動産が金融商品になってしまったように。 この文化と経済のバランスについて深く考察したい。…

松場 忠
石見銀山 群言堂

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ブランドは、不確実性を物語に変える装置である
「公正」は翻訳できない——AIが三つの世界観に引き裂かれる理由
建築祭は、都市を経済ごと開く
文化は経済を産んだ——切り離した瞬間に、どちらも死ぬ
文化と経済のバランスについて
クラフト
葛藤

数値化はなぜ価値を簒奪するのか

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誤認された価値は、語る言葉を持てないまま消えていく
都市の身体は、土地の声を聴く回路を失っている
新しいものさしがほしい
本当に大切なものをはかる新しいものさしが欲しい
対立軸

勝者の論理から弾かれる側はどう生きるか

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「自然と共生する社会」は、女性を自然側に置いたまま始まろうとしている
AIによって弾かれない、勝者の側にいようとし続けるリーダーたち
対立軸

効率と余白はどう両立しうるか

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